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 「行政書士会の要」と言われるような存在になれるよう、日々、奮闘してます。
相続手続~納得のいく仕事のすすめ方~
 数年前の話ですが、父親が他界されたとのことで、相続についてAさんから依頼がありました。

 早速、Aさん宅にお伺いしましたところ、母親と2人の姉のうち2番目のお姉さんとAさん夫婦の4人が同居されていました。今現在4人が住んでおられる父親名義の土地建物は、全てAさんが相続する事で皆さん了承されているとのことでした。

 後日、遺産分割協議書などの必要な書類を作成して再度Aさん宅にお伺いしました。

 その日に、相続人の皆さんに集まって頂くことになっていましたが、2番目のお姉さんは急な仕事で外出されているとのことでした。Aさんが2番目のお姉さんから実印を預かっているとのことで、2番目のお姉さんの実印も代わりに押して手続をすすめたいとのことでした。

 私は、Aさんは私に再度訪問しなければならないような二度手間をさせては申し訳ないというお気持ちから、実印を預かられたように感じました。

 書類にとりあえず実印を押してもらって事務的にすすめるほうが、私にとっては都合の良いことなのかもしれませんが、2番目のお姉さんが了解されているとはいえ、ご本人の居ないところで別の人が書類に実印を押して手続をすすめることについて〝Aさんやそのご家族とって本当に良いことなのか〟という疑問が私にはありました。

 「相続人の皆さんそれぞれがご自分で書類に実印を押すほうが、後々のことを考えると良いのではないですか。」「お母さんと2番目のお姉さんとも今現在同居されているのですから、その方が良い関係を今後も続けていくことができるように思います。」「私ならもう一度来れば済むことですから。」と私は言いました。

 Aさんもできれば私が言うようにする方が良いと考えられていたようでしたので、その日は、書類をお預けして帰ることにしました。

 後日、相続人の皆さんの実印の押された書類を受け取り、土地建物の登記は普段からお付き合いのある司法書士の先生にお願いして、必要な手続は完了することができました。

 私は〝ただ手続をすれば良い〟という仕事のすすめ方には納得できません。たとえ結果が同じであったとしても、手続をすすめるうえでのプロセスも大切にして行きたいと思っています。


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テーマ:日記 - ジャンル:ビジネス

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