ある日、オーバーステイの外国人女性のAさんに関する在留特別許可について依頼を受けたときのことです。
Aさんの夫(日本人)は会社を経営していて、仕事が忙しくてすぐには時間が取れないとのことでしたが、Aさんの夫の姉であるBさんがいろいろと事情に詳しいとのことでしたので、まずはAさんとBさんに会ってお話を聞くことにしました。
早速、Aさん宅に伺いましたが、そこにはAさんとBさんのほかに、3歳になったばかりのAさんの子供もいました。AさんとBさんのお二人から一通りお話を聞き、お手元にある資料はすべて見せていただきました。
そこで、Bさんが私に、「今回の件は、お願いできますでしょうか。」と尋ねられました。
「内容は概ね分かりました。弟さん(Aさんの夫)にお会いしてからしか具体的にはすすめられませんが、今回のご依頼につきまして・・・」と私が言いかけたところで、Bさんは、身を乗り出すようにして私の顔を見ました。
「・・・お引き受いたします。」と私が言い終わったとたん、Aさんもそうですが、特にBさんは姪(Aさんの子供)を抱きかかえて、その姪に向かって、「よかった、よかった。引き受けてくれるって、よかったねぇ。」と言って、まるで許可が認められたかのように喜んでいました。
私は、許可取得の可能性はあるとの考えから、ご依頼をお引き受けすることにしましたが、何ら許可が保証されているわけでもありませんし、最悪の場合、Aさんが本国へ退去強制させられる可能性もありました。
このBさんの喜ぶ姿は、私にとっては“心が痛い”というか、“重いものを引き受けた”というように感じました。
私たちは、少なくともこの分野においては専門家であるわけですから、これが資格を持って仕事をするということだと改めて感じさせられました。
私は、考えられる事、やれることはすべてやりつくそうと心に決めました。
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このBさんの喜ぶ姿は、私にとっては“心が痛い”というか、“重いものを引き受けた”というように感じました。
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